ブログ ちば菜の花会

ちば菜の花会は千葉県全域の男女共同参画社会の実現を目指して、講演会・学習会、地域交流会、懇親会、会報発行などの活動を行っています。

【2008講演会】橋本ヒロ子さん「女は本当に強くなったの?」ご報告

先週、ちば菜の花会会報3号が会員のみなさまのお手元に届いたことと思います。
1面には、5月に行われた講演会の報告。橋本ヒロ子先生の力強い講演の内容のごく概要ですが、紹介されいます。
遅ればせながら、当ブログにも転載いたします。
お越しくださった方々は、講演の様子を思い返しつつ、残念ながらいらっしゃれなかった方は、以下の報告から、橋本さんの情熱、そして会場のみなさんの静かだけれど熱い思いをお感じになっていただければ幸いです。

「女は本当に強くなったの ?~男女共同参画の原点をさぐる~」
5月17日(土) 千葉市文化センター5階セミナー室にて、十文字学園女子大学社会情報学部教授の橋本ヒロ子さんをお迎えし、講演会を開催しました。参加者は61名(行政参加者15名)でした。
 橋本講師から日本女性の現状や国際的な地位を伺い、そこから見えてくる問題や状況を変えていく方策を伺いました。
【講演概要】
◆日本女性の国際的な地位 GEM(ジェンダーエンパワーメント指数)は、2007年は93か国中54位。GGI(ジェンダーギャップ指数)は128か国中91位。
日本では、労働、政治、教育の男女格差が大きい。日本では、固定観念の存在や法改正による女性に対して厳しい選挙制度(拘束名簿方式)の導入もあって、政策決定の場である政治参加率が低い。
◆日本の現状 年間総労働時間の国際比較をみると、日本は少しずつ下がっているが、正規労働者が減って
ているので鵜呑みにはできない。男性も長時間労働のため育児・家事に参加できない現状がある。政府が進める「ワークライフバランス(WLB)」は、業績の良い会社の正規労働者ならともかく非正規社員や契約社員から見れば虹のようなものである。日本では男性も女性も性別役割分業意識が根強い。
◆このような状況を変えるための方策
①制度(法律・計画・組織)を変える。どんな首長、議員を選出するかは、私たち。
②行政の男女共同参画化(ジェンダーの主流化→担当課だけなくすべての課が研修する事が大事)。
③男女共同参画を推進する施設としての女性センターの活性化。
④教育を変える。女性を教育する事が経済発展につながり、男女共同参画が日本の経済構造を変える。
⑤マスメディアを変える。男性中心の社会から女性記者を増やし、女性たちもキャリアを積む。
⑥市民がネットワークを作り、自分達と主張の近い人達の中から議員やマスメディア関係者を出す。
2006年12月に市川市の反動的な条例制定や2007年12月松山市の議会決議など男女共同参画社会基本法の廃止もしくは改悪を地方から進めようという動きが広がっている。この動きを止めるのは、市民の連帯ネットワーク以外にはない    (文責:仙波慶子)
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