ちば菜の花会は千葉県全域の男女共同参画社会の実現を目指して、講演会・学習会、地域交流会、懇親会、会報発行などの活動を行っています。
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フォーラム2007報告その5 第1部フリートーク
オープニングに続き、主催者あいさつ、来賓の堂本・千葉県知事、荒木・習志野市長からごあいさつをいただいた後には、いよいよ第1部「フリートーク」の開演です。

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フリートーク「メディア・その裏にあるもの
千葉県知事 堂本暁子さん×ジャーナリスト 竹信三恵子さん
司会:菜の花会世話人代表 松田敏子

司会:男女共同参画を実現させるためには、意識を変えることが必要。メディアの影響力が大きいので、受け手として、メディアについて考えていくことが必要。以下の質問について、配布のプログラムの表紙(赤)裏表紙(白)で、参加者に意思表示をしていただきたい。
●テレビについて質問
1 事件についての最初の情報源はテレビかどうか?
 赤 テレビ  白 それ以外 → 赤(テレビ)が多い
2 千葉テレビで堂本知事の定例記者会見
 赤 見たことがある 白 見たことがない → 白(見たことがない)が多数
3 男性が家事をしているテレビコマーシャルが増えたほうがいいか?
 赤 増えてほしい  白 増えなくてもよい → 赤(増えたほうがいい)が多い
4 実際はテレビCMほど男性が家事をやっていないと思うか?
 赤 そう思う  白 そうは思わない → 赤(そう思う)圧倒的多数

堂本:事件などのニュースの第一情報は自分にとってもやはりテレビ。だが、テレビのあり方には疑問を持っている。高齢者にとって、テレビは慰めになっている。こうしたテレビの役割はもっと大きくなってほしい。
逆に、テレビの問題点としては、いまでは生中継が主で、記者が自分の目に入るものを確認することなしに放送することで、真実性に疑いもある報道がなされ、報道に偏りも生じやすい。
テレビの圧倒的な情報量は、人々の考えにまで侵入してしまう。ヴァーチャルな世界によって、物の見方が大きく左右される怖さ。女性のあり方、めざすべき方向へと社会を変えていくためには、影響の大きいテレビを変える必要がある。女性の視点からおかしいと思ったことをおかしいと訴えていくべき。自分があるべき姿と思えるメディアになるよう、物を言い、働きかけることが大切。

司会:
●新聞について質問
1 新聞を毎日読んでいるかどうか?
 赤 毎日読む  白 毎日は読んでいない → 赤(毎日読む)多い
2 ミニコミを地域の情報源として読むかどうか?
 赤 配布されるものほとんどを読んでいる  白 あまり読んでいない → 赤(ほとんど読む)が多い
3 新聞記事を切り抜きしているか?
赤 積極的に切り抜く  白 切り抜いていない → 赤(切り抜く)がどちらかというと多い

竹信: 新聞で女性の問題について取り上げること自体が少なく、また本質的なことを伝える報道が少ない。柳沢厚労相の発言以前にも石原都知事、森元首相などの発言が問題となったが、その本当の問題のありかについては伝え切れていない。女性の身体の自己決定権(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)については、国際会議ですでに認められているのに、日本には十分伝わっていない。それが、失言の背景にある。
メディアには女性が少ないという問題がある。女性記者の割合は13%。少数派の女性の声が弱く、かなりプレッシャーにさらされている。女性が少ないのは、メディアでの労働条件が悪いことが一因。家事・育児をしながら仕事が続けられないし、会社側も女性を増やそうとしない。メディアを見るうえで、女性が少ないために十分な報道ができていない背景があることがあることをよく理解する必要がある。
 また、新聞を読まない「無読層」が増え、問題になっている。新聞は値段も高いために、格差社会が新聞を買えない、読めない層を作り出している。そうなると、購読料収入が減り、新聞社は広告費に依存する。広告費が多くなることにより新聞の論調に影響を及ぼす。広告費への依存が高まれば、新聞を買えない層ではなく、ますます広告を出す、金持ちに都合のいい新聞になることも考えられる。女性は非正規雇用が多く、収入も少ないことから、そうした状況の影響を大きく受けるようになる。

司会:新聞の報道が正しいのか。正しいかどうか、きちんと見極める視点が必要。

堂本:決定権を持ったところに女性が少ない。重役にも女性がいない。政治も同じ。女性が決定権のあるところにいない。女性知事が少ない、市町村長も少ない。会社の社長などにも少ない。意思決定の場面に女性が増えれば、日本社会は変わる。

竹信:女性が少ないことが書きにくい、やりにくい状況を作っている。女性が組織のしがらみのなかで女性の姿をきちんと伝えていくのは難しい。女性についてのいい記事があれば、応援メールを送ってほしい。応援メールがあれば、社内的にも説得力を持つ。マスメディアの消費者として、消費者運動を。新聞社に訴え、新聞に意見を送ることは、政治活動として有効だ。ごく少数の人がやるのではなく、みんながやることに意義がある。

堂本:どうやって本当のことを知るか。インターネットやメールの活用も1つ。メーリングリストにより、情報をすばやくどこにいても伝えることができる可能性もある。そのうえで、メールを持っていない人にもファックスや、他の手段で伝えていくこと。インターネットで情報を早く伝え、さらに正確な情報を共有すること。

竹信:本当のことをきちんと知る、そのために何ができるか。記事についても批判的に見ることが必要。メーリングリストなどで情報交換をして、疑問のある記事についてメディアに伝えていくことで、メディアを変えていくことが必要。情報を得るためには、自分から情報を出すことが必要。情報は出す人に集まる。情報収集のためにも、自分が情報を発信する。そして、困ったら、助けを求める。自立というのは誤解されているように、人に頼らないことではなく、必要な助けを調達することが正しい自立。

堂本:情報を交換し、意見を交換しながら、千葉の県政、みんなで楽しくやっていきましょう。

司会:メディアを見るときに裏に何があるかを考えながら、メディアに接していきましょう。(文責:岩瀬豪)
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