ブログ ちば菜の花会

ちば菜の花会は千葉県全域の男女共同参画社会の実現を目指して、講演会・学習会、地域交流会、懇親会、会報発行などの活動を行っています。

「消費と男女共同参画  講演会&地域交流会in大網白里市」報告

遅くなりましたが、本年1月に行われた「消費男女共同参画  講演会&地域交流会in大網白里市」の報告を掲載いたします。

消費生活の安定及び向上に向けた
県民提案事業 (7回目)
消費男女共同参画 
講演会&地域交流会in大網白里市
「増加する消費者被害 くらしの安心安全
まずは相談から!」


日時:2017年1月14日(土) 13:30~15:30
会場:大網白里市保健文化センター 3階ホール
主催:ちば菜の花会・千葉県  共催:大網白里市
総合司会:加藤峰子(ちば菜の花会世話人) 
第1部司会:片岡和信(大網白里市地域づくり課市民協働推進班長)


初めにちば菜の花世話人代表の松田敏子より開会の挨拶を行い、続いて大網白里市長の金坂昌典氏より挨拶をいただきました。

第1部概要:「センター新設と相談」 
講師:山本貴子・大網白里市消費生活相談員


消費者センターの事業の紹介、最近の消費者被害の傾向と事例、消費者トラブルにあわないための方策について話されました。続いて、大網白里市職員と消費生活相談員による催眠商法のロールプレイ(寸劇)がなされました。

第2部概要:「増加する消費者被害 くらしの安心安全 まずは相談から!」
講師:樋口 恵子 消費者庁前参与、NPO法人高齢社会をよく女性の会理事長

だまされるのは高齢者ばかりではなく、若者もだまされます。私の元の勤務先の東京家政大学では新入生むけのガイダンスで消費者被害についての項目は欠かせません。 
だます方は日々、技術の向上につとめその道においてプロであり、日進月歩しています。我々はどんなに頑張っても追いつくことは困難です。消費者庁高官は「我々は力をあわせるしか他はない」言われました。消費者被害を守るには、警察の力、消費者センーへの相談、また、地域包括センターへ、自治会、専門家の力をお借りして、被害をくいとめることが必要です。相談員の方々には他の部署とネットワークする能力をもっていただきたいと思います。高齢者の消費者被害の背景には福祉的な問題、介護・医療の問題などが介在します。ネットワークを組み、力をあわせていただきたいです。
人口構造に大きな変化が起きており、全国の半数以上の自治体で人口が減少しています。私は、2015年小論文を書きました。女性の流出率と女性議員の比率に相関関係があり、女性の流出が低い地域は女性議員が高い傾向がみられます。議員、審議会委員、民生児童委員、家庭裁判所の調停員など政策決定の場や指導的立場に女性が参画することが大事です。日々の暮らしの願いをまともに聞いてもらえる社会にしましょう。
消費者の願い、権利として、ケネディー大統領は消費者の4つ権利をあげ、その中に、意見、苦情を聞いてもらえる権利があります。これは、民主主義社会の基本の原則です。意見を表明し、苦情がいえる社会でなければなりません。
前代未聞の超高齢化社会となります。自分で自分を守られない人が多くなる社会の到来です。日本老年学会の提言では高齢者は75歳としました。背後に年金支給の繰り上げ、医療費助成の削減などがあるのではないでしょうか。強い人も弱者に転じます。若者に力を借りざるをえません。しかし、若者たちの雇用状況が劣化し低賃金下にあります。さらにジェンダー問題があります。子育て、家事、介護など命の循環に関わる仕事は女の仕事とされ無償とされてきました。その延長で今もなお低賃金で働かされています。
人生100年、老後が長い人生がやってきました。独身者が増え、ファミレス社会(Famillyless社会)になっています。人口が減少し、家族がいない、少ない、一人ぐらしの家庭が増えています。家族に見守れない社会から、家族以外で助け合う社会をつくることが、今日の私の結論であり、提案でもあります。人生100年、持続型社会にするには家族だけではなく、社会で、地域で関心を持ちケアしていく社会にしなくてはと、願っています。

★講演会終了後、近くの郷土料理店にて大網白里市の担当課職員と当会世話人で和やかに懇親会を行いました。大網白里市の状況や当会の活動の紹介などを交流いたしました。

参加者からのアンケートより
・消費者センターの紹介がわかりやすく、勉強になった。
・寸劇(ロールプレイ)がユーモアたっぷりで、これからも増加しそうな消費者被害を防ぐ方法などがよくわかった。
・樋口先生のデータにもとづいた社会の変化がよくわかった。地域で行動していきたい。

(記録 世話人 千葉市 山田多恵子)
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