ちば菜の花会は千葉県全域の男女共同参画社会の実現を目指して、講演会・学習会、地域交流会、懇親会、会報発行などの活動を行っています。
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ちばの花会 講演会2014ご報告
ちばの花会 講演会2014「今!! 女性を活かす社会に」

日時:2014年6月7日(土)14:00~16:00
会場:千葉市男女共同参画センター研修室 A1
講師:江原由美子さん(首都大学東京教授・女性学) 司会:加藤峰子(世話人) 


講演に先立ち、主催者を代表して松田敏子世話人代表、続いて千葉県男女共同参画課長の渡辺明子さん、千葉市男女共同参画課長の宍倉和美さんよりご挨拶をいただきました。

<講演概要>
女性を活かすとは何か。女性を活かすには男女共同参画(ジェンダー平等)が前提である。これまで日本では、女性を活かすこと=女性を安くて都合がよい労働力として利用することと、考えられがちだった。しかし、今求められている女性を活かす社会とは、女性の能力を十分に生かす社会=男女共同参画社会である。 世界における日本の男女共同参画比較は、ジェンダー不平等指数、ジェンダー・エンパワメント指数、ジェンダー・ギャップ指数などとても低い現状にある。
なぜ、日本では男女共同参画度が低いのか?理由は、1960年代に形成された日本型雇用慣行の変革、つまり既婚女性に家事・育児・介護責任を全て負わせ男性を長時間働かせることができるシステムの変革が進まないことにある。
男女共同参画社会の実現のためには、性別役割分業意識の変革が不可避である。その場合、性別役割分業を、個人のライフフスタイル問題に還元して位置づけるのではなく、短時間労働差別を正当化する社会通念として位置づけることが重要である。
 本当に女性を活かすためには、四つの課題がある。女性個人の能力についての固定観念を減らすこと。これまでに女性が担ってきたがゆえに低く評価されてきた領域(子育て・介護・ケア・手仕事・料理など)の価値評価を社会的重要性に見合うものとすること。ワークライスバランスの実現。女性の社会認識を正当に評価し、女性の問題意識を活かすこと、つまり女性の意思決定過程への参画である。 
参加者からの感想の抜粋
・日本社会が抱える根深い問題と男女共同参画社会の必要性についての結びつきが納得できた。 
・具体的に日本の現状が良くわかった。従来からの固定観念を拭わなければと感じた。
・社会に出たばかりで、男女共同参画の問題意識が薄い部分があったが、お話を聞いて意識が変わった。
・「ジェンダー」の問題については、若者が幸せに 暮らせる社会を作るために、今考えていく事が必要であると改めて思った。
☆ 講演後、江原講師を囲み15人が参加して懇親会を行ないました。それぞれの活動などを話し合い交流が深まりました。 
 (報告:世話人 山田多恵子)
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